6月22日午後、神戸市西区の草むらで6歳の穂坂修(なお)くんの遺体が発見され、祖母の由美子さんが監禁・暴行された事件。
この事件で逮捕されたのは、穂坂沙喜容疑者、大地容疑者、朝美容疑者、朝華容疑者の4きょうだいです。
修くんは日常的に虐待を受けていた可能性があるとして、捜査を進めています。
ネット上では、修くんの母親の穂坂沙喜容疑者が知的障害なのでは?との声が挙がっています。
この記事では、沙喜容疑者の知的障害についてや他家族の障害について調査していきます。
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母親監禁・男児殺害遺棄事件の概要
6月22日、神戸市西区玉津町で同居していた母親の穂坂由美子さんを約3ヶ月間監禁し暴行を加えたとして、由美子さんの子供ら4人が逮捕されました。
また、沙喜容疑者の息子・修(なお)くんを殺害し遺棄した疑いも持たれています。
監禁・障害・死体遺棄の疑いで逮捕された4人はこちら
- 穂坂沙喜(ほさか さき):34歳
- 穂坂大地(ほさか だいち):32歳
- 穂坂朝美(ほさか ともみ):30歳
- 穂坂朝華(ほさか あさか):30歳
由美子さんと修くんを含めた6人は、神戸市西区玉津町居住の集合住宅で同居していたとのことです。
容疑者の自宅住所やSNSなどについては別記事で詳しくまとめていますので、ご覧ください。
穂坂沙喜容疑者は知的障害?
一部報道によると、逮捕された4きょうだいの複数に知的障害がみられるそうです。
修くんの母親の沙喜容疑者に関しては、成長するにつれ学習障害が出始め、中学生時代は支援学級に入ったとのこと。
- 勉強も何がわからないのかわからない
- 物事の説明を受けても時間かかる
- 文字を書いても相手に伝わらない
などの症状が小学校の頃から出ていたそうです。
中学校の支援学級でできた友達と登下校も一緒にしており、明るかったと同級生は言います。
また、障害者スポーツの陸上選手として大会に出場した経験もあるとのこと。
以前は保育園や携帯ショップで働いていたこともあり、社会の一員としてしっかりと生活していたことがうかがえます。
修くんが生まれ子育てをする中で、沙喜容疑者は「子どもが育てにくい、預かってほしい」と区役所に相談したことがあったそうです。
沙喜容疑者自らSOSを発信していたと考えられます。
この時に修くんをを保護することは出来なかったのでしょうか。
沙喜容疑者以外にも障害者がいてネグレクトが原因か?
報道によると、逮捕されたきょうだ4人の複数に障害がみられると報じられています。
現在分かっている障害者は沙喜容疑者だけですが、残りの3人にも何かしらの障害があったことが分かります。
障害について調べるにあたり、穂坂兄弟の過去について少し触れたいと思います。
きょうだいの上の子3人は、由美子さんから虐待やネグレクトを受けていたことが分かっています。
虐待・ネグレクトを受けていた子供たち
- 沙喜容疑者
- 長男(事件とは無関係)
- 大地容疑者
虐待の内容についても、近隣住民が証言しています。
夜9時を過ぎても団地の公園や階段部分でランドセルを背負ったまま家に帰らない子供たちの姿を見ましたし、体にはよく大きいアザもつくっていました。
引用:集英社オンライン
ひどい時には長男が頭に怪我をしていてネット包帯を被ってました。
また虐待について、Twitterのインフルエンサー・滝川ガレソさんにタレコミがありました。
住民の証言やタレコミをまとめると、
- 夜9時を過ぎても帰らない(帰れない)
- 体にはアザが多数
- 長男が頭に怪我をするほどの暴行を受ける
- 鉄パイプで殴られる
- 食べ物の代わりに新聞紙を与えられた
- 障害がない息子達を支援金のために「なかよし学級」に入れようとする
など、かなり酷い虐待を受けていたとのことです。
長男や大地容疑者は、近所の住民に数回保護されたこともあったと言います。
幼少期に満足な教育を受けることが出来なかったため、成長して障害が残ってしまったのでしょうか。
当時の穂坂兄弟を保護で来ていれば、彼らも救われていたのかもしれません。
また、3人が虐待を受ける一方で、双子の朝美容疑者と朝華容疑者は可愛がられていたとのことです。
5人きょうだいは母親の愛情を平等に受け取ることが出来ませんでした。
容疑者を擁護するわけではありませんが、逮捕された4人もまた被害者なのかもしれません。
穂坂きょうだいの母親にも障害があった?
穂坂きょうだいの障害を調べていく中で、彼らの母親にも障害があったのか気になりますよね。
今のところ、母親に障害などがあるとの情報は出ていませんでした。
しかし、多くの要素から一般常識とはかけ離れた人物だったことが分かります。
- 子供たちを日常的に虐待
- ネグレクト
- 支援金のために子供を支援学級に「なかよし学級」にいれようとする
- 虐待していたにも関わらず、ほぼ毎年のように子供を出産
など、母親としても人間としてもどこか欠落している印象を受けます。
もしかすると、この母親もかつては虐待などを受けていた可能性が考えられます。
子供たちの父親が分からないということなので、複数の男性と関係を持っていたのかもしれません。
育てることが出来ないのであれば、しっかりと避妊をするべきです。
まとめ
今回は、沙喜容疑者の知的障害や母親からの虐待、弟の洗脳について調査しました。
逮捕されたきょうだい達も、かつては虐待やネグレクトを受けていたという事実が判明しました。
悲しいことに、社会から切り離されたきょうだい達が救われることはありませんでした。
しかし虐待を受けていたからといって、我が子にも虐待をしていい理由にはなりません。
今回のように悲惨な事件が起きてしまう前に何か出来ることはなかったのでしょうか。
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